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[日本語] 11月16日週報とお知らせ

2025年11月15日

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報告


1.「収穫感謝祭礼拝」

     来る11/23日(主日)は収穫感謝祭の礼拝を捧げます。

    一年の間祝福してくださった神様に感謝の心をもって

    礼拝を準備いたしましょう。


2.「収穫感謝祭のための分かち合い」

     希望の信徒のために新しい服、または洗濯した

     男女の服をお持ちください。



説教要約


神ご自身の血をもって買い取られた教会 (The Church Which God Has Purchased with His Blood)


本文:使徒の働き 20:28

28「あなたがたは、自分自身のためにも、また、聖霊があなたがたを監督者として立てられた群れ全体のためにも、よく気を配りなさい。神がご自身の血をもって買い取られた教会を牧するためです。」

序論


私たちは、価値のあるものほど、多くの代価を支払って買い取ります。この世において、自分の命よりも尊いものはないでしょう。したがって、自分の命を代価として何かを買い取ったとしたら、それは極めて貴重なものです。

神様がご自身の血という代価を支払って買い取られたものがあります。それは教会です。これで教会がどれほど重要であるかがよく分かります。神様がご自身の血を与えてまで買い取られたのですから、どれほど尊いものでしょうか?これは言い換えれば、教会がどれほど貴重なものであるかをよく示している言葉です。だからこそ、教会は「神の教会」「イエス・キリストのからだ」と呼ばれるのです。

何が自分の命よりも尊いでしょうか?命は血の中にあるとされました。したがって、「神がご自身の血をもって買い取られた教会」とは、神様ご自身の命を捧げて買い取られた教会という意味です。


1. 旧約の神と新約の神


旧約の神:エロヒム (Elohim)


  • 旧約聖書に現れた神はエロヒム(Elohim)と呼ばれ、常に複数形で示されます。

  • 旧約に現れた神は、三位一体の概念で理解する必要があります。それは、三位一体が明確に示されていなかったためです。

  • 旧約では三位一体の神が共に歴史を導いておられるため、あえて区別する必要性を感じさせません。


新約の神:テオス (Theos)


  • 新約聖書の神(テオス、Theos)は常に単数形で現れます。

  • したがって、文脈を見て、それが父なる神なのか、御子なる神なのか、聖霊なる神なのかを知ることができます。

  • しかし、旧約では三位一体の神の概念を見ることができたのに対し、新約では父と子と聖霊として統一されており、三位一体の神であることが分かります。


本文における神はどなたか?


  • 本文では、「神がご自身の血をもって買い取られた教会」について語られています。

  • それならば、三位一体の神の中で血を流すことができる神がどなたであるかを知れば、本文の御言葉を理解することができます。

  • 血を流すことができる神は、御子なる神だけです。したがって、本文における神は御子なる神、すなわちイエス・キリストを指しています。


2. 神がご自身の血をもって買い取られた教会


アダムとエバの原型


  • アダムとエバの関係は、キリストと教会の関係の象徴と原型として見ることができます。

  • アダムは深い眠りについた間に、自身の血を流しあばら骨を犠牲にしてエバを得ました。

  • イエスは十字架につけられて死に、あばら骨で守られている心臓を裂かれて水と血を流し、死んだ後に教会を得られました。


アブラハムとモリヤ山


  • 信仰の父アブラハムは、神の命令に従い、イサクを焼き尽くすいけにえとして捧げるためにモリヤ山へ行くのに3日かかりました。おそらくこの期間は、独り子が死んでから復活するまでの期間の原型でしょう。

  • そして、アブラハムが愛する独り子をいけにえとして捧げに行く過程で、神様が独り子イエスを十字架で犠牲のいけにえとされるその御心を理解したことでしょう。

  • 3日後に死んだのと同然のイサクが復活したことになります。モリヤ山は、神がご自身の血をもって買い取られた教会の土台です。


ダビデとアウラナの打ち場


  • アブラハムがモリヤ山で焼き尽くすいけにえを捧げた約1000年後、ダビデが同じ場所で焼き尽くすいけにえを捧げることになります。

  • いくつかの理由がある出来事ですが、最も重要なのは、ダビデが人口調査をした際に神の規定を破ったことです。

  • ダビデの晩年に人口調査が行われました。その時、ダビデは贖いの金を納めずに人口調査を行い、3日で疫病により数多くの命を犠牲にしました。

  • 贖いの金を納めなかったことは、イエスの血なしに教会を建てることと同じです。

  • 教会は、イエスの血によって人口調査された人々の集まりです。天国の人口調査は、イエスの血によってのみ可能です。

  • 教会は打ち場と同じです。麦と籾殻を分ける場所だからです。

  • 教会は疫病を止める場所です。疫病は死の病です。教会は、罪によって死に向かっている人々を、イエスの血による贖いによって復活の命を得させる場所です。


ソロモンの神殿の敷地


  • ソロモンはこの場所を神殿の敷地として建築しました。

  • 歴代誌第二3章1節を見ると、この場所はモリヤ山であり、アウラナの打ち場であることが分かります。

  • ソロモンが神殿を完成させ献堂した際に捧げた焼き尽くすいけにえは、数えきれないほどの犠牲のいけにえでした。羊が12万頭、牛が2万2千頭にもなりましたが、これもまたイエスの血を象徴しています。


ゴルゴタの丘


  • これまで旧約では象徴的な原型としての血が流されてきました。

  • しかし最後に、神の御子イエスがご自身の血を流して教会を誕生させました。ですから、教会は主の血をもって買い取られた場所です。

  • ゴルゴタの丘は、まさに神ご自身が血を流された場所です。

  • 教会の土台はキリストです。教会はキリストの血の上に建てられました。

  • それゆえ、今日私たちの教会は血の福音を主張し、信じるのです。教会では「イエスの血のほかには」という賛美を常に歌うべきです。イエスの血を流して教会が誕生したからです。


3. 教会の総監督


教会の総監督、聖霊


  • 神殿の敷地は、血が流された場所であることを知りました。この血は、イエスの血の原型であり、イエスご自身が流された血です。

  • 血を流すことなしには、罪の赦しはありません。血を流すことなしに罪の赦しがないからこそ、神は教会を血をもって代価を支払い買い取られたのです。

  • では、神がご自身の血をもって買い取られた教会に、なぜ聖霊を監督者として送られ、また監督者を立てて働かせられるのでしょうか?

  • 聖霊は助け主(パラクレートス)となられ、教会と共にいてくださいます。教会の頭はイエス・キリストであり、教会は聖徒たちの連合体です。


血と油


  • 旧約の教会でも、血が流された後油を塗り油で火を灯すということがありました。言い換えれば、血が流されることが先であり、聖霊の働きが次であるという意味です。

  • イエスは聖霊降臨の時に起こることを次のように預言されました。

    「祭りの終わりの大いなる日に、イエスは立って、大声で言われた。「だれでも渇いているなら、わたしのところに来て飲みなさい。わたしを信じる者は、聖書が言っているとおりに、その腹から生ける水の川が流れ出るようになります。」イエスは、ご自分を信じる者が受けようとしている御霊について、こう言われたのである。イエスはまだ栄光を受けておられなかったので、御霊はまだ彼らに下っていなかったからである。」(ヨハネ 7:37-39)

  • 聖霊の働きがある前に、イエスの犠牲の血と復活の栄光があることを示されました。

  • したがって、新約の教会はイエスの血をもって買い取られた教会であり、そこに聖霊が降臨し、監督者としておられるのです。

  • カルバリの丘でまずキリストの血が流されました。そして五旬節の日に聖霊が監督者として教会に就任されたのです。

  • 聖霊の任期はいつまででしょうか?聖霊の任期はイエスが再臨されるまでです。

  • 聖霊は任期途中で交代されることはありません。聖霊は私たちの救いが完成する日まで、私たちの監督者であり、保証人としてを押しておられるでしょう。


聖霊と奉仕者


  • 聖霊は教会の全権をもって、地域教会の監督者を立てられます

  • 監督、牧師、宣教師、伝道師、長老、執事など、様々な役職を与え、教会をよく監督し、治めさせます。

  • 教会は神の家です。日々教会は成長しなければなりません。日々教会は聖化されなければなりません。日々教会はイエスに似ていかなければなりません

  • 教会の使命はまさにこれです。


結論


パウロは使徒の働き 20章24節で、自分の命よりも使命がさらに重要であると告白しました。神様は教会をどれほど愛し、尊んでおられたので、ご自身の血をもって買い取られたのでしょうか?この事実を悟る時、私たちは命を惜しまずに死に至るまで忠誠を尽くすようになるでしょう。

教会の使命と役割は、主が与えられた至上命令を遂行する機関です。マタイによる福音書 28章19節と20節、マルコによる福音書 16章15-18節、使徒の働き 1章8節などの御言葉を見ると、教会のもう一つの使命は世界宣教であることが分かります。主が再臨されるまで、教会の使命は世界宣教です。

神はご自身の血をもって買い取られた教会を、ご自身の命のように惜しまれます。それゆえ、教会を破壊したり、教会に挑戦する者は皆滅びるようにされます。歴史を見てもよく分かります。教会を迫害し、門を閉じさせた国や個人は皆滅亡しました。

今日でも神は、ご自身の血をもって買い取られた教会のために、私たちの命のような血を要求されることもあります。それは、独り子イエス・キリストの血がどれほど尊いかを教えるためです。

家庭教会は、地上に神様が直接建てられた神様の機関です。

神がご自身の血をもって買い取られた教会を、さらに愛しましょう。


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